waffle-firststepのブログ

はじめの一歩

不登校の相談先は?

今日は、息子が不登校になってから相談した場所や今相談にのってもらっているところなどを紹介したいと思います。

 

(1)市の教育サポートセンター

不登校になってすぐは、市の教育サポートセンターに相談をしました。

連絡をするとすぐに予約をいれてくださり実際に足を運び何回か相談に行きました。

相談員さんはとても良い方で私の話をしっかり聞いてくださりました。

教育サポートセンターは、市の管轄だったので、当初私の考えでは、学校に行けない子を学校に行けるよう援助してくれるところと思っていました。

実際は教育サポートセンターの方針なのかその相談員さんの考え方なのかわからないのですが、学校に行けるよう援助するというものではありませんでした。こういう言い方をすると少し語弊があるかもしれませんが、私たち家族がどうしたいかの答えを見つけるサポートをしてくださり、そしてそこで出た答えを応援するというものでした。

相談に行った当初は、私は息子が学校に早く行ってほしいと思っているのにもかかわらず、それに対して相談員さんが息子に学校行くように働きかけてくれる様子もなかったので、どうして息子が学校に行くように働きかけてくれないの?!ともやもやした気持ちになっていました。何回も面談をする中で、改めて自分たちがどうしたいのかの答えが見つかると、それに対してどうしていったらいいかを一緒に考えてくださいました。私たちの意見をしっかり学校側に伝えることができるか不安なときなどは、学校との面談に付き添ってくださりました。相談員さんは、不登校期間の私たち親子の心の支えになっていました。

 

(2)医療機関

子どもの発達の相談で受診しました。現在、発達障がい等に関する医療機関の予約は取りにくく、最初にコンタクトを取れたのが子どもの発達障がいに関する相談ができる内科でした。専門の科ではなかったので、仮にお薬を処方する必要があった際は、転院の必要がありますなどと言われましたが、とりあえずはどこかの医療機関とつながっていたかったので、受診することにしました。そこでは、心理士さんと面談をしました。息子の不登校の相談でしたが、自分自身や家族を振り返る時間となりました。ここでの面談は、私自身の嫌な過去を思い出さないといけないときもあり私にとってつらいときもありました。つらいあまり、他のカウンセラーさんに悩みを相談したことがあります。そのときにそのカウンセラーさんに言われたことが、相談は1つのところでするほうがいいこと、またカウンセリングがつらいというのは真剣に自分と向き合えていることでもあり、一概に悪いこととは言えないとアドバイスを頂き、また自分と向き合おうと思えるようになりました。不登校中は本当にどうしたらいいのかわからず、小さなことでも心理士さんに相談をして私の不安が解消されていました。結局、発達検査は別の医療機関ですることになり、そこで発達障がいの疑いの診断名もついたとこもあり、医療機関を変えることになりましたが、ここでのカウンセリングの時間はとても貴重な時間になりました。

 

(3)医療機関

ウィスク検査とLDの検査をし、支援クラスに入る準備をしました。結局支援クラスには入らなかったのですが、正しい情報提供を学校側にすることができました。検査後は、1年に1回ぐらいのペースで受診をしています。ここの医療機関が基本的に小学生ぐらいまでとなっているため、4月からは中学生になるので、高学年向けの医療機関に転院をしました。発達検査を受けてしばらく時間があいたので、また今月発達検査を受ける予定です。

 

(4)学校の先生との面談

小学校入学時(まだ発達障がいの疑いと言われてないとき)から私が唯一していたことが、担任の先生とコーディネーターの先生との面談です。1,2学期に教育相談があり申し込みをするとその時間を設けることができます。担任の先生は毎年変わりますが、コーディネーターの先生はかわらないので、移動がないかぎりはいつも同じ先生が面談に入ってくださいます。一度コーディネーターの先生が低学年のころ移動になりましたが、その後は同じ先生のため、最近の面談では息子の成長ぶりを褒めてくださります。

学校での面談は普段の息子の様子を聞くことができ、また家庭での息子の様子を伝えることもできるので、毎年かかさず、できる範囲で学期ごとに行っています。

 

(5)スクールカウンセラー

不登校中は相談先がいくつかあったので、あまり面談する機会がなかったのですが、最近はよく相談をしています。息子の学校のスクールカウンセラーの先生がちょうど息子が来年行く中学校に在籍されている方で、中学校の話を聞きに行こうと息子を誘い、親子でスクールカウンセラーの先生と面談の時間を設けています。

 

(6)リタリコのオンライン無料相談

リタリコさんの主催する勉強会に1度参加し、その後のオンライン個別相談にも申し込みをしました。はじめはとても緊張しましたが、トータル3回ほど、面談をさせてもらいました。相談を聞いてくださる方がとても親身になって話を聞いてくださり、安心できる時間となりました。こちらの面談の内容は、発達障がいのある子の進路とそれに関わる費用面のお話しでした。そのため、我が家の資産を見直す機会ともなりました。最終的に保険の見直しにつながるコースになっていましたが、見直しをしたいかしなくてよいかは自分で選ぶことができ、私はしなくてよいを選んだので最終的な面談まではいかなかったのですが、無理に面談に進まされることもなく、子どもたちのことや資産面について考えるとてもよい時間となりました。

 

(7)同じ境遇の人に相談

今は不登校が珍しい事ではなくなり、周りにも意外と多いものです。我が家は身近に親戚の子に不登校の経験があり、同じ地域に住んでいるので、不登校に対する地域で活用できる支援の情報は入りやすかったです。また、ママ友にも同じように子どもが不登校になった方がいて、悩みを相談しやすかったです。決して友達が多いほうではないのですが、親身になって相談できる人達が周りにいることには本当に感謝です。

 

(8)放課後等デイサービスの見学

放デイを利用するには(地域によって異なるかと思いますが)相談員さんに支援計画を書いてもらう必要があります。発達障がいに関する機関に電話をして、相談員さんと面談をしたことがあります。今の我が子の困り感を相談しました。そこでアドバイスとしてもらった言葉で印象的だったことが、障がいがあろうがなかろうが社会的ルールに違反をしたら罰せられる。そうならないようにだけはしておかないと。確かに他人を傷つけることは絶対にしてはいけない。そこで紹介された場所が療育機関である放デイでした。いくつか見学をしましたが、息子はどこも行きたくないと、、、今思えば学校にも行けないのに新しい環境の場所に行くパワーなんてあるはずがなかったんです。

 

(9)職場の環境

私は、児童発達支援事業所で働いています。息子が不登校中は働いていなかったのですが、その後ご縁があって働くようになりました。専門的な知識やメンタルケアなどを学ぶことで、私自身の子育てにも勉強になっています。

 

不登校になり、色々調べてみると本当にたくさんの情報であふれています。

辛い時期はお金を払ってでもなんとかしたいと思ったりもしましたが、

私は、基本的に地域の情報を有効活用しました。そのため、金銭的な費用はほとんど発生していないです。色々足を運んだりもしたので、時間はたくさんとられましたが。

改めてたくさんの人に支えられているなーと強く感じました。

 

今回の記事が、今、不登校で悩んでおられる方などの何かヒントにでもなってもらえたら幸いです。

 

本日も貴重なお時間を私の記事を読む時間にあててくださりありがとうございました。